前回までのあらすじ
テロ対策ユニット(海賊船カワハギ釣り倶楽部)による、テロ犯人(カワハギ)の
一斉捜査が始まった。さまざまな妨害工作が我々に襲い掛かる。
順調に進んでいる捜査に思われていたが、テロ犯達(かわはぎ)の姿を
なかなか確認・検挙に繋げることができない。〇中警部も得意の逮捕術を
発揮できていない。そして、犯人が鳴りを潜めてる間に気を抜いた捜査官が
襲われてしまった......。
なお、この作戦の一部始終は船長捜査官の視点により
リアルタイムで起こっている。
第3話
13:26 バンバン捜査官のもとに駆け寄ると。身を守るために
とっさに装備(レッドチューンボトム)を盾にしたらしく愛用の
装備が破壊(竿先折れたtt保障効きます)されてしまった。
気を抜いたほんのわずかな時間に襲い掛かってきたテロ犯...。
恐るべし。
13:28 終了30分前。
時折、中ボスクラス(25cm位)が検挙されるが、検挙数が
伸びず士気が上がらない。
今回、初捜査のリエ捜査官はまだ検挙に至っていないが、
〇中警部とのコンビで必至の捜査が行われている。
13:40 刻々と迫る終了時間まで真剣に捜査を続ける捜査官達。
リエ捜査官の声は無い。
14:00 定刻になり今回の捜査が終了になった。
(ストップフィッシング)
14:45 現場の竹岡地帯から帰港した。
残念ながらリエ捜査官の初捜査(かわはぎ釣り)、
初検挙(かわはぎGET)とはならなかったが、一日を通して
切れずに捜査に没頭した姿は必ず次回の糧になるだろう。
女性捜査官達も誰一人負傷(船酔い)することなく無事
帰還した。
14:52 今回のボス(大物賞)はバンバン捜査官が検挙した(26cm)
中ボスが最高だった。他にも中ボスクラスは検挙できたが
大ボス(30cm)はまた来年に期待しよう。
15:05 我々捜査官は朝乗ってきた車両に乗り込み
支部のある宮前平まで帰ることになった。
今回の作戦の結果は下記の通りだ。厳しい捜査だったことが
伺えるだろう。二桁検挙が俺一人とは寂しい限りだ。
リエ捜査官が検挙できなかったこともしかたない。
しかし...。
逮捕術NO1の呼び声高い〇中警部の4人(4匹)はどうした
ものだろう?
朝から何か引っかかっている胸のつかえはいまだに
晴れてはいない。
「まだ何かあるのだろうか?」
18:04 捜査官達は支部(海賊船)にもどり検挙(釣ってきた)した
テロ犯(かわはぎ)を各自手分けして取り調べ(宴会準備)
している。
押収したブツ(かわはぎの肝)も大量だ(肝どんぶり)ww
18:12 取り調べ(宴会準備)も一通りおわり、恒例の
報告会(宴会)を開始しようと思ったいたその時だった。
「船長捜査官(船長)!」
突然俺に〇中警部が声をかけてきた。
船長:「はい?どうかしましたか警部?」
〇中警部:「実はまだ皆に言ってないことが...」
何か隠していることがあるか?言いにくい様子だ。
船長:「なんでしょうか?言ってみてください」
〇中警部:「本当は私......」
弟なんですwwwwww
ええええええええええええええええ!
ええええええええええええええええ!
ええええええええええええええええ!
なんとも驚愕な事実(嘘ですよ^^)を語ってくれた!
どうやら前日にテロ犯の攻撃を受けて(あまりに釣れなかっ
たんで)作戦参加できなかった(今日乗ってないことにして)
ようだ!
「そういう事だったのか(あはは^^)」
初の捜査参加で他の捜査官達に心配をかけないようにと
気を使って双子の弟さんを捜査にあたらせたようだ。
俺の胸のつかえがやっと消えた。
本物の〇中警部の容態はたいしたことないようで
次回の任務には問題ないだろう(爆;
18:18 驚愕の事実を知らされたが、この作戦(かわはぎ釣り)では
危険はつきものであることを我々ユニットのメンバーは
知っている。
そして、何事もなかったかのように
「お疲れ様!(乾杯!)」
報告会(宴会)では、今回の捜査を振り返りさまざまな話題が飛び交って
いる。テロ犯の餌食になった〇中警部やバンバン捜査官。そして検挙に
いたらなかったリエ捜査官。初捜査で見事に検挙した捜査官達(大門・
リーフ・KEIKO)。話題は尽きないのだが、俺にとっては今回の捜査でまだ
まだこのテロ対策ユニットの可能性が見えてきたように思える。
世界にはテロ犯(かわはぎ)検挙に命を燃やす勇者(名手)がたくさんいる。
我々捜査官の検挙率アップのためにも今後も〇中警部をはじめ、勇者を
招待していこうと考えている。
終わりなきテロ組織との戦いに終止符が打たれるのは
いつになるだろうか...。
シーズン③ END