テロ一網打尽作戦!! -シーズン②- 3話

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前回までのあらすじ

 

テロ対策ユニット(海賊船カワハギ釣り倶楽部)による、テロ犯人(カワハギ)の

一斉捜査が始まった。さまざまな妨害工作が我々に襲い掛かる。

悪条件の中開始されたテロ一網打尽作戦だが、思いのほか妨害工作は

少なく、駆け出し捜査官達も幹部クラス(25cm以上)検挙などの活躍が

目に付く。しかし、テロ一味も素直に検挙されるわけもなく、二軍捜査官の

Y井捜査官がターゲットにされた。

 

なお、この作戦の一部始終は船長捜査官の視点により

リアルタイムで起こっている。

 

 

 

 

12:04  Y井捜査官が検挙したのは、爆弾テロ犯(くろあなご)だった!

       ちょっとキモイ 殺気だった顔をしたこの犯人はおそらく

       捜査本部内に進入自爆し混乱(ビックリ)させようとしたに

       違いない。未然に防いだY井捜査官のお手柄だ。

 

 

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12:00  雨は完全にあがり、上空には虹が顔をだした。

 

       

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 12:10 去年の作戦からあっという間の一年だったが、ここまでの道のりは

       平坦ではなかった。 

       今回のテロ一網打尽作戦に参加しようと頑張っていた二人の捜査官

       が今回の作戦に参加してない。 一人はナベ捜査官だ。

       前回の作戦でテロ一味の攻撃(船酔い)にあい、捜査(釣り)もろくに

       出来ず病院(船のキャビン)に運ばれてしまった。その悔しさから

       今回にかける気合は並大抵のもではなかったのだが・・・・・・。

       もう一人はミワ捜査官の旦那で駆け出し捜査官のダイ捜査官だ。

 

        二人は今回の作戦に参加するまえに、宝田支部長と俺とで

       麻薬捜査(マルイカ釣り)に協力すべく三浦半島の佐島港に向った。

       しかし、ハードな捜査(時化)なので二人が心配であった。

       捜査の途中でダイ捜査官の姿が見えなくなった。

       テログループに拉致(船酔いでキャビンへ)されてしまったのだ。

        懸命に捜査を続けていたナベ捜査官も売人から攻撃(おまつり)

       を受け、いつの間にか行方不明に(船酔いでキャビンへ)。

       いまだに二人の消息はわからない・・・・・・。

       この二人の捜査官のためにも、今回の作戦を成功させなけ

       ればならない。

 

 

12:30  俺も捜査に加わって順調に検挙(釣果)数を伸ばしている。

       一年間の努力が今回出ている。

       他の捜査官は検挙はしてるものの、数が伸びない。

       やはりこの捜査が簡単ではないことを思い知らされる。

 

              支部長は捜査に夢中だ・・・・・w

 

 

 

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12:30   検挙数(釣果)がなかなか上がらない捜査官達のなかで

        一人黙々と検挙数を伸ばしているいるのがイサオ捜査官だ。

        時折「ボスです!ボスです!(メガです!メガです!)」

        と言って、俺に捜査協力(タモ要請)を求めるが、彼の元に

        実際に行ってみると違法検挙(スレがかり)がしばしばだった。

 

 

 

12:45   「ウウウウウウゥゥゥゥゥゥ重いぃぃぃぃぃぃ!!」

        唸るような声が隣から聞こえてきた。

        ミワ捜査官だ!「すごい重いぃぃぃ」

        どうやらボスらしき犯人を追ってるらしい(リールを巻いている)。

        俺はすぐさま自分の捜査を中断してミワ捜査官の

        応援(タモ持って)に駆けつけた!

        検挙用の道具が壊れそうだ(竿がひん曲がってる)。

        俺はミワ捜査官にアドバイスをしながら犯人検挙を待ちわびた。

 

        そして、検挙したのが・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 どっど~んっ!!(でかぁぁぁぁ)

 

12:46  検挙したのは、俺も見た事がないほどの大物だ!

        ボス(30cmオーバー)らしき風貌は貫禄すら感じる。

        ミワ捜査官の粘り強い捜査が実を結んだのであろう。

        ダイ捜査官の無念を晴らせたかもしれない・・。

        さっそく俺は、ボスであるか取り調べ(計測)を行った。

 

 

 

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12:50  残念ながらボスではなかった(29cm惜しい!)が、ボス検挙への

       道のりが近づいて来ている事は実感できる。

       

 

14:00  ここで今回のテロ一網打尽作戦が終了した。

       悪コンディションの中、一人の犠牲者(船酔い)も出さず、

       この作戦を終えた。検挙者0(ボウズ)という捜査官も

       いなかった。優秀だ。

 

 

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 14:30  着替えを終えてから支部(海賊船)のある宮前平に

       向う。今回の検挙数(釣果)は以下の通りだ。

 

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15:30  残念ながら一軍捜査官のバンバンとおんちゃんは

       検挙数が5人(匹)以下ということで二軍降格になった。

        厳しい結果だが、今後のスキルアップを期待したい。

 

 

16:00  宮前平に到着。犯人達(カワハギ)を整列させ、

        これから刑務所(調理場)に輸送する。

        強面揃いだ。

 

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17:21  別働隊で捜査に参加していたヤノッチ捜査官も合流。

       検挙数は4人(匹)ということで、自ら二軍降格申し出た。

       今年一軍昇格した3人の捜査官のうち2人の捜査官が

       二軍降格してしまった。それだけ厳しい捜査だったことが

       伺える。

 

 

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18:11   犯人達(カワハギ)の事情聴取(調理)も大事な我々の任務だ。

        事情聴取が終われば来年に向けての反省会(宴会)だ。

 

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18:12  反省会では例年、今日の作戦(釣り)を振り返り

       次回に向けた逮捕術(誘いや仕掛け)や武器(竿やリール)の話で

       盛り上がる。

 

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18:30  前回大活躍だったオンチャン捜査官は今回不調に

       終わったが、次回の作戦での活躍を期待したい。 .

              

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19:00  反省会も終焉をむかえ、次回に向けていっそう気合が

       入っている捜査官が目に付く。

       そして、外は暗闇に包まれていく。

 

 

今回の作戦はBATコンディション(釣りづらい)の中、ミワ捜査官の

ボス級(29cm)検挙や、駆け出し捜査官のイサオが初捜査(釣行)で

いきなり12人(匹)検挙など、いい成果が得られたと思っている。

(俺としては一番の大物(?)を検挙したのはスグル捜査官だと思っているが。)

しかしながら、行方不明の二人の捜査官や二軍降格の捜査官など

改めてこの作戦の難易度を思い知らされた。

テロ組織が暗躍してる佐島では、超大物ボス(33cm)の検挙が報告

されている。まだまだこれくらいの成果(釣果)で手放しに喜んでは

いられない。

 

テロ組織壊滅まで、我々テロ対策ユニット(海賊船カワハギ釣り倶楽部)は

戦い続けなければならない・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーズン②  END

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